混ぜこぜてみよ〜う。by青いパン(ミラー版)
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『タイガー&ドラゴン』最終話、「子は鎹」の回の感想。
2005年06月25日 (土) 15:30 | 編集
「子は鎹」のあらすじは・・。

ウルフ商会襲撃事件で虎児が逮捕され、師匠どん兵衛は責任を取り落語芸能協会を脱会。
それでも林屋亭の弟子たちは師匠についていくことに。

それから3年後・・。
お客さんの暖かい声援で、再び寄席に出入りできるようになった林屋亭一門。
竜二(小竜)は真打ちに昇進。
そして、7代目 林屋亭どん兵衛を襲名することが決まる。
師匠は、一度は自分の名前を継がせようと思っていた虎児の話となると
冷たい素振り口ぶりだが・・。

刑務所を出所した虎児。
出迎えたのはチビT一人。
“DRAGON SODA”に寄ると、信じられない光景が!
客でごったがえす店内!竜二から店をまかされたリサは大忙し。
ようやく竜二のセンスに時代が追いついたのだ(笑)。
支店も出すほどの人気で、どん兵衛の借金も返済されたことを聞き「良かったじゃん」と虎児。

リサと銀次郎は最近別れたらしい。
銀次郎は新宿流星会の2代目を継ぎ、三重から戻ってきたヤスオやウルフ商会の梶 力夫らを舎弟にし
流星会の勢力を拡大していた(組長は八王子に引っ込み隠居)。
銀次郎が立派なヤクザになって「良かった」と虎児。

しかし虎児は元気がない。
林屋亭の看板に泥を塗り、今更あわす顔がないと思っている・・。

谷中家。
師匠を前に「子別れ」の稽古をする小竜。
孫の沙耶ちゃんが お絵描きした紙をよくよく見てみると、それは虎児が今日 出所するという知らせのハガキ。
師匠が虎児の話になると怒るからと妻の小百合が隠していたのだ。
来たら来たで追い返すが自分から挨拶に来ないとはどういうことだ!とスゴイ剣幕で怒る師匠。
その姿をじっと見る小竜。

半蔵はマズイおでん屋台をたたみ
辰夫はブラジル人と再婚(笑)。
メグミは相変わらずの浮気癖があるようだが、それでも何とか竜二とは続いているらしい。

そして小竜が7月に“どん兵衛”を襲名することを知り、「・・良かった。これで良かったんだよ。」と虎児。
しかし 小竜が“どん兵衛”を襲名するってことは、師匠の名前は?と疑問が。

虎児は辰夫と寄席へ。
寄席では師匠の高座が始まろうとしていた。
めくりの名前には“小虎”と書いてあり、驚く虎児。
高座で“2代目 林屋亭小虎”と名乗る師匠。
真意を誰にも語らない師匠だが、師匠が弟子の名前を継ぎ 高座にあがるということは・・。
「子別れ」を高座にかける師匠。
虎児の目からは涙が止まらない・・。


「子別れ」とは・・。

大工の熊は3年前に女を作って女房と子供と別れてしまった。
女は まあ酷い女で家事もしないで寝てばかり。
おん出す前に女は出て行ったが、これに懲りて熊は酒も断ち真面目に働くようになった。
前の女房は良く出来た女房で所帯の食いまわしがうまかった。

番頭さんと思い出話をする熊。
子供の亀は9歳。
饅頭屋の前を通れば亀が好きだった饅頭を食わしてやりたいなと思い出す熊。

そんな話をしているところへ、偶然にも亀と再会する熊。
声をかけ、亀の話を聞いてみると母子の2人暮らし。
「あの人は良い人なのよ。お酒が悪いのよ。」と元亭主の熊に未練があるようで・・。

前の女房には会えないからと内緒で亀にお小遣いをあげる熊。

亀の持ってた大金を問いただす母。
他所様から盗ったものかと思い、
本当のことを言わないと金槌(出て行くときに亀が家から持ってきたもの)で殴るよと言われ
「おとっつあんからもらったんだい」と本当のことを言う亀。
おとっつあんと聞いて前に這い出す母。
熊が女を追い出して真面目に稼いでいることを知る。

熊と鰻を食べに行こうと約束をした亀の後をつけて
母は鰻屋の前を行ったり来たり・・。

というお噺(参考HP:T&D タイガー&ドラゴンファンサイト→“噺”をクリック!)。


谷中家で寄席から出て行く虎児に会ったことを話すジャンプ亭ジャンプ。
虎児へ会おうとする小竜を止める師匠。
「(未練があるのに)くだらない意地張ってると後悔するのアンタだぞ!」と小竜。
協会と虎児のことで板ばさみな師匠の気持ちを汲んで小百合が怒る。
静かに涙する師匠。

流星会の事務所を訪れる虎児。
「下働きでいいから使ってくれ」と頼みに来た虎児を「だめだ!」と突っぱねる若頭・日向。
みんな顔が怖すぎる(笑)。
虎児が落語家になろうとしていたように、自分は今 似合わないことをしていると銀次郎。
「アニキみてぇに自分のことを棚にあげていいますけど」と前置きし
「似合わねえことしてんじゃねえよ!!」と以前 自分が言われた虎児の言葉をそのまま ぶつけ返す。
銀次郎の思いを受けて虎児は・・。

自然と虎児の足が向かう先は谷中家のある家並。
外で大きくなった沙耶ちゃんと太郎が遊んでいる。
虎児は声をかけるが、沙耶ちゃんは虎児が誰だか分からない。

谷中家の食卓。
メグミが作った和食とナンのコラボレーションに一同気持ち悪くなっているところへ
鶴子が「太郎が持ってたんですけど。」と時計を見せる。
それは師匠が虎児にあげたレロックスの時計。
思わず外に出る家族たちだが、すでに虎児の姿はない。

襲名披露をいよいよ明日に控える小竜。
そんな小竜に弟想いの どん太はバスガイドパブに連れて行く(笑)。

谷中家に結婚の挨拶で組長と小春がやってくる。
今までのことは水に流そうと組長と どんちゃんが和解。
虎児の話になって、組長から虎児が銀次郎に追い返されたことを聞く師匠。

バスガイドパブに行くエロ兄弟♪
入口でお店のプラカードを持つデカイ男の背中に小竜は見覚えが・・。

罪を償い出所した虎児を迎え入れない師匠に怒る組長。
師匠は「俺だって迎えに行きたかったよ!」と気持ちを初めて吐露する。
家族同然の虎児がヤクザの抗争に巻き込まれ、流星会を怒り、
会いたくても会えなかった辛い想いを涙でグチャグチャになりながら師匠は叫ぶ。
組長も「どんちゃんに譲ったから」迎えに行きたくても行けなかったと泣き崩れる。
2人は互いに謝り、もう一度 和解し直す(笑)。

プラカード持ちの男に「サインをください」とナンを差し出すエロ兄弟。
虎児との再会。

襲名披露興行 当日。
高座の幕があがり、下手(しもて)の どん吉から顔をあげ口上が始まる。
銀次郎が虎児に連絡をしたのだが、客席にはいない。
どん太、そして“小猫”と名乗る師匠の挨拶が終わり、上手(かみて)の男が顔を上げると・・。


・・いや〜、良かった♪最後まで面白かった。
公式HPの情報によると、とんでもなく急ピッチで収録していったようですねぇ。
確かに これまでの回よりも荒いかな?というのも少し感じましたが
最終回として全ての力を集めて注ぎ込んだという勢いがあるので
荒さが気になる以前に楽しめたし、ワシはマジ泣きしました(笑)。

泣いたのは“小虎”を名乗って師匠が高座に上がるシーンと、
組長と師匠が言い合いになって師匠が気持ちを吐露するシーンですね〜。
ここぞという時の西田敏行という役者の底力を見せられましたね。完全にやられました(泣)。
“2代目小虎”は予想してても泣きますしね、アレは。
吐露するところも、“息子”虎児へのこれまでの愛情が伝わる名シーンで、
最後 組長と互いに謝るところは泣いていいんだか、笑っていいんだか(笑)。

あと好きだったのは、スラスラと虎児の口から「子別れ」が出てくる喫茶店のシーンですね。
3年間の刑務所ぐらしの中でも、落語を忘れるどころか 噺をどんどん覚えていった虎児の情熱(感動)。
口にはしなかったですが表情から「やっぱ勝てねぇよ」って竜二の言葉が聞こえそうで。
でも、嫉妬からじゃなくて少しも変わらない虎児の落語への想いを喜んでいる顔が良かったなと。

3年後というのは「子別れ」とかかっている設定なのですね。
この3年で みんな立場や状況が変わったりしましたが(メグミは相変わらずでしたが、笑)
心の中では虎児のことを それぞれちゃんと待っていたことも嬉しかったです♪

小ネタも最後やから出し惜しみすることなくやってくれて爆笑でしたね。
でもまさか、ジャンプ亭ジャンプがヨゴレ芸人となって どん太のライバルになろうとは(笑)。

日向さんも全快して、力夫も流星会の舎弟になって、ヤスオも戻ってきて怖い顔祭りも楽しかったですね♪
銀次郎のツッコミも“アニ”を彷彿させてエエ仕事してました。

ナンの下りは
やはり「三枚起請」の回を観てないと分かりにくいかなというのが、ちょっと惜しいかなと。
今回のドラマは“何話”とは書かないで“〜の回”とありましたが
実質の第1話はやはり「三枚起請」の回なんやなと思いましたね。
なので観てない人は是非に観てくださいませ〜。

それにしても あっと言う間に終わってしまいましたね。
夏クールはドラマ観ないんじゃないかってくらい、『タイガー&ドラゴン』は熱が入って観ましたさー。

ドラマの3年後は2008年の設定。
スケジュール如何を調整してここらへんで続編を考えているのかなぁと淡い期待も込めつつ、
『タイガー&ドラゴン』の役者&スタッフの皆様
最後まで笑いと感動を有り難うございました。そしてお疲れ様でした!!

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