ついに腑破十臓、散華。
丈瑠に斬られてもゾンビなみに起き上がってきた十臓を どーやって倒すのかなと思ってたら、
まさか“裏正(うらまさ)”が足に刺さって抜けなくなるとわ!
倒されたというよりも、十臓が家族の幻影を見たことからして
裏正の中にある家族の想いが戦いを終わらせたんやろなぁと。
某『バガボンド』で言うところの“戦いの螺旋”から十臓は ようやく降りることが出来たと、喜ぶべきか・・。
源太から その様子を聞き、丈瑠のもとへ急ぐ茉子・千明・ことはに対し
同じ想いはあっても姫を守るためから その場を離れられない流ノ介。
そんな流ノ介に声をかけたのは黒子の一人・朔太郎。
朔太郎は、流ノ介自身が丈瑠が殿であるからこそ命を預け共に戦うと決めたことを思い起こさせ
「主は自分で決められる。」と黒子を代表して流ノ介の背中を押してくれました。
これまでの戦いを裏方として見てきた上に 流ノ介との出会いで黒子に復帰したこともあり、朔太郎の言葉は心に響きます。
“影武者”とも違いますが、黒子もまた志葉家を支える“影”なんすよねぇ。
丈瑠に何も無かったら ここにくる訳ないだろう(by千明)と、やってきた家臣たち。
志葉家当主じゃなくても、丈瑠自身に積み重ってきたことがちゃんとあると茉子に言われ
日々を振り返り 涙がこぼれる丈瑠を観て、ようやくこっちもホッとしました(泣)。
またそれを見届けたかのように消えて無くなる裏正の演出も良いんだなぁ~。
使命だとはいえ、自分が表に出てきたことで丈瑠や家臣たちを苦しめてしまったと心を痛める姫・薫。
若いのに この子は人間出来てるなぁ。
そんな薫の心を知った源太も姫に力を貸すことになって良かった良かった♪
ナナシ連中との戦闘中、薄皮太夫の姿を見つけたシンケンピンク。
こちらも一騎打ちかと思いきや、わざと斬られる薄皮太夫。
でもそれは血祭ドウコクを復活させるため三途の川を溢れさせる(?)まさに“呼び水”でありました。
ようやく自分が外道であることに向き合い、外道が望むべきことを選んだというのもまた悲しいですなぁ・・。
ちうか30分パンパンに話を盛り込んできましたね(笑)、イヤーすげーわ。